コピーライティングのマーケティング思考

コピーライティングやビジネスの考え方など、中小企業経営者のマーケティングをサポートするコンサルタントのブログ。購買心理に基づいて商品設計からマーケティング戦略を構築するのが好き。

僕が嫌いな言葉「本気出せばできるもんね!」

“本気出せば”3ヶ月以内に成果が出る確率100%
あなたはどっち?


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「本気出せばできるもんね!」
僕が高校生の頃の口癖です。


例えば勉強。
成績は240人中下から10番あたりを
僕の縄張りとしていました(笑)
B判定以上(合格率70%)の大学は
俗に言うF欄大学私立大学しか
見当たりませんでした。
口では「国立大学に行きたい!
親が貧乏だから国立に行くしかない!」
と言いながらも
下から2番目の成績を取っても
一回も不安になったことはありません。

この時の心の支えになったのは
「本気出せば成績なんてすぐ上がるっしょ!」
という考えです。
なぜこのような考えを持っていたかというと、
高校入試のとき、C判定(合格率50%)で受かったことがあるからです。
中学最後の模試の結果に愕然とし、
1ヶ月前に猛勉強をしたら受かったのです。
そして高校入学時のテストで上から30番。
このときに
「自分って本気出せばできるじゃん!」
という考えが染み付いたのです。

過去の栄光に縛られてしまっていたのです。

会社で過去の栄光に縛られ、
自慢話を長時間聞かされることはありませんか?
僕はこの状態だったわけです。

「本気出せば今の状況なんて簡単に変わるもんね!」

僕はこの言葉が今では大嫌いです。

結局、大学に行けたのは勉強ではなく、
小論文と面接で大学に合格しました。
勉強で行ける国公立大学はどこにもなかったからです。

高校入学時に掲げていた目標から大きく妥協して。

そして自分を正当化するためにこう言います。

「最初から興味ある大学だったしな」

と。





今この瞬間本気出せない人は

本気の出し方がわからなくなるんです。






「本気出せばできるもんね!」
と思いながら、失敗したのは勉強だけではありません。

・9年間やって、きた剣道も中途半端
・大学の研究も中途半端
・恋愛も中途半端
・好きだった絵も中途半端
・通っていたそろばんも中途半端
・アルバイトも中途半端
・ビジネスも中途半端

精神的に不安定になり、不登校になった剣道部の同期には
「お前見てると自分が悩んでることなんてどうでも良くなってくるわ」
と言われる始末。

この時、ずっと僕は思ってたんです。

「本気出せばできるもんね!」と・・・


僕のクライアントさんは

本気で変わりたい。今よりいい状況になりたい。こんな現状は嫌だ。

そう強く決心している人しかいません。

本気で3ヶ月自分に向き合い、

今のところ100%の確率で成果を出しています。

中には、うつ引きこもり状態だった方が

「人と話すのことが楽しい!」と言うようになり、

1ヶ月で10万円をいただくような人柄に大変身しています。

僕のクライアントさんは

昔の僕のように

「本気出せばできるもんね!」

なんて微塵も思っていません。

今、本気なんです。

正直、3ヶ月頑張ってもビジネスで成果が出ない人は

昔の僕と同じ状況だと思います。

だだ、本気出してないだけです。


本気出せばいい方向に変わるはずなのに。





P.S.今日は自分の寝言で目を覚ましました。

何を喋ったのかは覚えていないですが、

はっきり喋った記憶はあります。

変なこと喋ってないか心配です。。。。

今日はずっとこのことでモヤモヤしていました。