コピーライティングのマーケティング思考

コピーライティングやビジネスの考え方など、中小企業経営者のマーケティングをサポートするコンサルタントのブログ。購買心理に基づいて商品設計からマーケティング戦略を構築するのが好き。

人がお金を払うメカニズム!これを知るだけで見込み客の購買意欲を掻き立てる!?

こんにちは!

僕が住む名古屋は先日梅雨明けしたらしいです!



やったー!



何度洗濯物がビチョビチョになったことか・・・

部屋干しばかりで部屋がとても臭くなっていたので、

「もしかしたら天気予報が外れるかも」

という淡い期待を抱きながら洗濯物を干していました。

予想通りやっぱりビチョビチョ。

朝はしっかり晴れていたのに・・・

こんな一か八かの生活を続けていました。


しかし、ビジネスはうまくいくかどうかは一か八かではありません。

しっかり戦略を練って、

上手くいくべき方向に進むべきです。

そんなこんなで

今日は顧客の購買心理について記事を書いていきます。

以下記事を参考に私なりの解釈をしてわかりやすくお届けします

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お客様は何を求めて買っているのか


ビジネス書には、

「お客様はモノではなく、
価値を買っている」

と書かれています。




例えば20歳くらいの若い男性が女の子に

“モテたい”

と思ってたとしましょう。

そこで彼は

「車があればモテるんじゃないか!?」

と閃きました。

モテそうな車を探しに行ったわけです。

このとき店員さんが彼に対し、

「この車は広々としており、家族でお出かけするときにピッタリですよ!」

なんて言ってもちっとも響かないわけです。

なぜなら

“モテる”こととなんら関係ないからです。

つまり、車なら何でもいいわけではないというワケです。

彼は車そのものの物体ではなく“モテる”を購入しようとしています。

この

“モテる”こそが彼が欲しい『価値』

なのです。




お客様の心は何が欲しかったのか?

さらに今回はもう少し踏み込んでみましょう。

なぜ彼はモテたいのか。なぜ彼は“モテ”が欲しいのか。

ということです。

彼は“モテる”車購入後に

「確かに女の子は寄ってきたけど、俺が求めているのとはちょっと違うな~。
みんな俺の財布目当てに感じちゃうな。純粋な恋愛がしたかったな~。」

と言っていました。お目当ての「価値」そのものは手に入ったはずなのに不満なようです。

彼はすぐに車を売り飛ばしてしまいました。


彼は何が欲しかったのでしょう。


それは感情です。


もしかしたら、

手をつなぐだけで恥ずかしく感じるような

キュンキュン!

という感情が欲しかったのかもしれません。

表面上の「価値」だけでも確かに利益を上げることはできます。

上記の例のように、本当に欲しい感情まで意識して購入に至らないケースもあるからです。


しかしワンランク上のビジネスをするのでしたら、

提供する“感情”を明確に示す必要があります。

お客様が得られる“感情”を表現することによって

お客様自身が未来を想像しやすいのです。


お客様が得られる“感情”を明確に示し、大きな成功を治めているテーマパークがあります。


それはディズニーランドです。

言葉ではなく、音楽や施設、スタッフの表情でお客様の未来の感情を表現していますよね?


これを徹底していることが分かる例を一つ挙げるます。

ディズニーランド内はエリアが分かれおり、

それぞれのエリアにフィットする音楽が流れています。

注目すべき点は、エリアの境界です。

境界付近で音楽が混合しないように

滝の水の音で隣のエリアの音を打ち消しているのです。


お客様の感情をとっても大事にしていることが分かりますね!


ワンランク上のビジネスをやるなら

表面上の価値だけでなく、
お客様が求めている感情まで明確に

していきましょう!