スポーツ選手に学ぶ困難の乗り越え方
今年に入って財布を3回なくし、警察にお世話になった原田です。
いつも本当にお世話になっています。感謝してもしきれないほどです。
財布と同時にスマホをなくしたときは連絡手段がないのでたくさん考えましたね~。
いい頭の体操になりました。
すでに会社経営している方にとっては共感していただける内容を今日は投稿しますね。
起業して失敗する人の共通点があるんです。
それは、
完璧主義!!
完璧主義はいいことなんじゃないのかと思う方がいらっしゃるかと思います。
完璧を目指した瞬間、失敗できないという欲にかられ、失敗した時の対応ができません。
なぜなら、完璧(すべて予定通り)を目指しているからです。
ここで、オリンピック男子体操総合金メダル保持者の内村航平選手の話をしたいと思います。
内村選手はずば抜けた身体能力で世界のTOPに君臨しています。
「すべての種目でミスが許されない個人総合で、
完璧に演技を決めるのが内村選手の長所」とまで言われています。
内村選手の特徴は、オリジナルの技が無いということ。
リオ五輪団体選手5名の中で内村選手だけオリジナルの技がないんです。
ちなみに白井健三選手は6つの技を考案しています。
内村選手の体操に対する考え方は、
「美しさ、習熟度で他を寄せ付けない」
「今ある技を究極まで磨き上げる」
が根本にあるんです。
ですが、内村選手は演技中に完璧な演技ができることはほとんど無いそうです。
内村選手は相当な練習を重ねています。
そんな内村選手だからこそできることがあるんです。
実は、空中でミスを修正する力が有るんです!
たくさん練習したことにより、失敗した時の修正能力が“完璧”と言われる演技を生み出していたんです。
この例や別のスポーツでも同じです。
野球の世界でコントロールに定評のあるマー君こと田中将大投手も同じようなことを言っていました。
「完璧な状態で投げることはシーズン通して殆ど無い。調子が悪いなりにどうするかが大事」と。
身体の状態に合わせた投げ方の引き出しがたくさんあるそうです。
スポーツの話から経営の話に戻ります。
経営も計画通りにいくことはほとんどありません。
つまり、“完璧”を目指した時点で
アウト!
ということですね。
完璧主義は失敗した時に発しがちな言葉は
・この業界は難しい
・時代の流れが予想外だった
・今回は諦めよう
・自分は才能が無かった
・今回は調子が悪かった
・あいつのせいで予定が台無しだ
などです。
僕達経営者が目指すものは
“完璧”ではなく、
“より良い”ものです。
地球上に生きてる以上、変化しないものは存在しません。
変化有りきで対応しないといけないので
完璧なんてそもそもありえないんです。
常に進化し続けることが大前提の考え方を持っていないと
自然淘汰されます。
環境に対応できない生き物は絶滅するしか無いんです。
問題に直面したときに
失敗したからダメだ
ではなく、
「じゃあ、どうしよっか」
を考えることが大事なんです。
そうして、いろんな状況に出くわしたときの
対応力が身につくんです。
今日はちゃんと真面目なことを書いてみました(笑)
最後まで読んでくださりありがとうございます。