コピーライティングのマーケティング思考

コピーライティングやビジネスの考え方など、中小企業経営者のマーケティングをサポートするコンサルタントのブログ。購買心理に基づいて商品設計からマーケティング戦略を構築するのが好き。

コピーライティングに最も必要なのは書く力ではない!?書き始める前に意識すべき3カ条

お金を生み出すコピー“ライティング”とは

文字通り文章を書くことです。

アクセスを集める記事や売り上げを上げるための文章を書くために最も必要な力は

“書く力”である

と思っている方が多いかもしれません。


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・確かに豊かな表現方法で本の世界に引き込む小説や俳句
・できるだけ短い言葉で何重もの意味がこもった研究論文
・人の考えや感情を抜きで端的に伝えるニュース記事

これらに用いられているような“書く”能力はとても素晴らしいことだし、

持っていた方がいい能力です。


でも、僕たちが文章を書いている

本来の目的

は何でしょうか?


作家さんに褒められることではありません。
プロのコピーライターに褒められることではありません。
友達に褒められることではありません。
自己満足の文章を書くことでもありません。


最終目標は人の行動を促すこと。


それは
・Webページの広告をクリックしてもらうこと
メールマガジンに登録してもらうこと
・読者登録してもらうこと
・体験会に参加してもらうこと

かもしれません。


これから、売り上げ(お金)を生み出すコピーライティングにおいて

文章能力よりも大切な3カ条に関してお伝えしますね!



  1. どんな人に読んでもらいたいかを明確にする

生意気な子供に読んでもらいたいか、
ファンキーなおばあちゃんに読んでもらいたいか、
一人で過ごすクリスマスにふけっているお兄さんに読んでもらいたいかで
文章の内容、構成が大きく変わります。

もちろん、メルマガに登録してもらうにしろ、別リンクをクリックしてもらうにしろ、
その行動をとってもらった後に

読者が欲しい情報(モノ)が無くてはいけない

のです。

  1. ターゲットな人はどんなことに関心があるかを明確にする

基本的に、人間は広告宣伝・セールスが大嫌いなんです!

たくさん広告があるWebページはできるだけクリックしないようにスクロールしますよね?
Youtubeの広告はスキップボタンを押してますよね?
待ちの広告を一つ一つ見てませんよね?
ポストに入ったチラシはゴミ箱ドーンですよね?

商用利用に使っているSNSが一般的になったこの世の中では、
警戒心を抱かれながら
あなたの文章を読まれていることになります。

そこで意識すべきことは、

「読者が読みたい文章を書く」
事です。


あなたにとって利益になるような文章でも、
読者に「戻るボタン」をクリックされてはおしまいです。

わざわざ読者のお時間を頂いて読んでいただくのですから、

読者にとって有益な情報やストレスを感じない文章を書きましよう!

読者にとってその有益な情報があなたのメルマガだったり、別リンクになった瞬間に

行動を促すのです。



  1. ターゲットの思考法を徹底的に探る

・少女マンガを読む人の気がしれない!
・家庭<<<<仕事という男の考え方が理解できない!
・野球好きの気持ちが分からない!
・DVされても解決しようとしない人の気持ちが分からない!

などあなたにとって理解不能な人間は数多くいるでしょう。
でも、読む人の“考え方”が分からない限り、読者が読みたい文章は書けないでしょう。
あなたが言いたいことを書くだけでは
人を集める情報提供サービスにはなりません。

例えば、勉強をしない子供に
「勉強しろ!」
と言ったところで言われた子供は勉強しませんよね?

「この商品良いよ!買った方がいいよ!」
と言ったところで売りつけ感が出て読者を手放すのがオチです。

子供が自らの意思で勉強したくなる
読者が自らの意思で買いたくなる

そんな文章を書くことを意識してみてください。

子供に勉強させるためには

子供が自らの意思で勉強したくなる

まず勉強したくない子供の気持ちを理解してあげる

勉強したくない子供は何に興味があり、どのように接したら心を開いてもらえるかを考えてあげる


以上のことをものすごく簡単にまとめると
あなたが書きたいこと優先の情報提供ではなく、

人が見たい情報を人が読みたくなるように提供する

ということです。

その文章を書くにはトレーニングが必要です。

そのトレーニングで最も効果的な方法はいつでも添削依頼、質問をできる人を近くに置いておくことです。
イチローにも、霊長類最強女王にも近くにアドバイスをすぐにくれる人がいたから
目標を達成できました。